【イタリアガイド】おすすめモデルコース!ローマを1日で巡る方法

【イタリアガイド】おすすめモデルコース!ローマを1日で巡る方法

世界遺産の上に築かれた現代ローマ。2000年も前に建築された遺跡が並び、今でも地下を掘れば新しい遺跡がみつかっています。ローマの観光スポットは中心部に集約しており、隅々まで観光するのであれば2週間はかかりますが、必見ポイントに絞った1日で周れるルートを考えました。※あともう1日ゆとり日を作り、半日~1日じっくりヴァチカン美術館に行くことをお勧めします。

モデルルートマップ全体像

出発はテルミニ駅で地下鉄に乗るところから始まります。

  1. テルミニ駅から地下鉄Bライン(青線)でコロッセオへ
  2. 徒歩(赤線)で食べ歩きながら必見スポットへ
  3. フラミニオ駅から地下鉄Aライン(黄線)でテルミニ駅へ

テルミニ駅地下鉄からコロッセオへ

テルミニ駅から伸びている地下鉄はオレンジ線のAラインと青線のBラインが十字のようにクロスしている非常にシンプルなものです。

下で表示されているのがテルミニ駅地下鉄入口となります(時間になればシャッターが上がります)

地下鉄構内は案内が非常に多く、チケット購入、プラットホームもあまり迷うことはないと思います。ここから2つ目の駅、「Colosseo」まで乗って下さい。

地下鉄構内。至る所にライン名、行き先方面が書いてあります。

地下鉄はスリの巣窟です。観光客が一番狙われているので、万全の対策で乗って下さい。ちなみに我々夫婦はスペイン広場の地下鉄で、電車に乗る瞬間を子供の集団スリグループに襲われました。急に周りを取り囲んできたら体当たりしてでも逃げてください。

コロッセオ

様々な写真スポットがありますが、一番のおすすめは、colosseo駅出口付近にある左手の細い階段を上って下さい。そうすると駅の2階(正確にはニコーラ・サルヴィ通り)から、コロッセオの全景を撮ることができます。

2階からの眺め。全景が撮りやすい。

ぜひ入場もしてみてください。ただ、コロッセオ内部よりも魅力的な場所はたくさんあるので、時間に余裕がなければ諦めるのも一つの手です。

人気観光スポットには必ずスリが多数います。自分の体感として、危険個所ベスト3はトレビの泉、コロッセオ、地下鉄です。

入場料:12€(約1600円)※コロッセオ、パラティーノの丘と共通チケット

所要時間:20分~40分

入場時間:時期によって変動

チケット:現地購入、ローマパス、ネット購入

ネットでチケット事前購入や入場時間(季節によって変更あり)の詳細はチケット購入公式サイトcoopculture公式で調べてください。※るるぶ等のガイドブックでも紹介されているサイトです。

フォロロマーノ・ヴェネチア広場

パラティーノの丘、フォロロマーノ

コロッセオを後にし、フォリ・インペリアリ通り(Via dei Fori Imperiali)沿いにヴェネチア広場まで真っすぐ歩きます。

その最中にパラティーノの丘、フォロロマーノを鑑賞することができます。ここも時間があれば入場して頂きたいのですが、道沿いからみるだけでも十分すぎるほど感動できます

道沿いには復元図や写真撮影スポットが多数

隠れた写真スポットとして、上の地図ルートでも示してある通り、ヴェネチア広場の手前を右に曲がり、ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世記念堂の裏をグルっと回るように歩きます。すると、下のストリートビューのように、フォロロマーノの凱旋門を大迫力でみることができます。

フォロロマーノ

古代ローマの中枢機関。紀元前6世紀から建設が始まり、紀元前1世紀にユリウス・カサエルの指揮で本格的に整備される。ローマ帝国の衰退とともに荒廃し、ここの大理石は他の地方の建材として持ち出されるように。19世紀に遺跡の発掘が開始され、現代の状態に至る。

入場料:12€(約1600円)※コロッセオ、パラティーノの丘と共通チケット

所要時間:40分~1時間

チケット:現地購入、ローマパス、ネット購入

ネットでチケット事前購入や入場時間(季節によって変更あり)の詳細はチケット購入公式サイトcoopculture公式で調べてください。※るるぶ等のガイドブックでも紹介されているサイトです。

ヴェネチア広場

知らない方も多いと思いますが、コロッセオ級に目立つ「ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世記念堂」が急に現れます。1900年代に比較的新しく作られたこの建物は、真っ白な大理石で作られギラギラ光ります。第一次世界大戦で命を落とした兵士たちが埋葬されています。

トレビの泉~近くの絶品グルメも紹介~

ヴェネチア広場からグルメも堪能しながらトレヴィの泉に向かいましょう。

白い大理石のバロック彫刻が非常に美しいです。噴水に背を向けながら泉にコインを投げ入れると、再びローマに訪れることができると言われています。

繰り返して申し訳ありませんが、ここは3大危険エリアの1つです。かなり混雑しているので、より気を引き締めてください。スリグループは観光客がコインを出した後、財布のありかを追って犯行に移ります。ここで財布は絶対に出さず、必ずコインは事前に用意しておいてください。

トレヴィの泉の混雑具合

紹介しているルート通りに観光していると、この辺りでランチの時間が近づいているかと思います。地元民&私が絶賛のグルメを少々紹介していきます。

Il Gelato di San Crispino(世界一を自負するジェラート屋)

ローマのジェラテリアはハズレがないと言われていますが、その中でも「世界一」と自負する店がこのサンクリスピーノです。特に美味しい味はmiele(蜂蜜)とチョコレートです。

Il Gelato di San Crispino公式

Piccolo Buco(地元が愛する有名ピザ屋)

ここはローマの中でも特に有名なピザ屋で、度々ガイドブック等に紹介されます。時間を外せば混んでいないので、もし適当な店でピザを食べるよりここのお店で食べた方がいいと思います。

Piccolo Buco公式

Pompi (知らない人はいないティラミス屋)

6種類のティラミスが揃う超有名店です。僕が知るだけでもローマに7店舗はあります。「え、イタリア行ったのになんでPompi食べてないの?」と言われないよう一度は食べておきましょう。チェーン店ではありますが、本気でテンションが上がる美味さです。

Pompi公式

Prosciutteria Cantina dei Papi – Trevi(行列のできる生ハム屋)

ローマで美味しい生ハムを食べたいなら、この店に行けば間違いありません。生ハムとチーズの盛り合わせ、生ハムのサンドイッチ、メニューの数にも驚きます。赤ワインと生ハム数種類を頼めば大満足です。

Prosciutteria Cantina dei Papi公式

Bottega Trevi(行列のできない生ハム屋)

モンスター級の人気を誇る「Prosciutteria Cantina dei Papi」の真ん前にあるのがこの店。店内の席はわずか2席ほど。だれもが素通りするような店ですが、生ハムの味は一流です。日本ではほぼお目にかかれない幻の生ハム、クアテッロ(豚の殿部の最上部位の生ハム)を切りたてで提供してくれます。

パンテオン~世界一のコーヒー屋も紹介~

ここは必ず訪れてください。古代ローマ神殿パンテオン。なんと紀元前27年に建設され、ほぼ完全な状態で現代に残っています。中にはなんと「アテナイの学堂」を描いたラファエロの墓をみることができます。無料で出入りできますのでぜひ。

ラファエロの墓。遺骨もまだ中に入っています。
パンテオンの天井
パンテオン

紀元前27世紀に建設され、120年にハドリアヌス帝が再建。直径43.3mの天井を見上げれば、当時の技術力の高さに驚くこと間違いなし。中にはラファエロの墓だけでなく、イタリア統一を果たしたヴィットリオ・エマヌエーレ2世の墓、フォルリによる「受胎告知」の絵をみることができます。

  • 入場料無料
  • 開場:8時半~19時半(日曜は9~18時、祝日は~13時)

※ガイドブックにはよく”天井の穴は雨が入らない特殊な構造”と書いてありますが、現地ガイドさんによると雨天は普通に雨が入ってくるそうです(爆)

Giolitti(ローマ代表ジェラート&トイレスポット)

ここの店はいくつものガイドブックに紹介されているほど有名です。中へ入れば驚くほどの混雑とジェラートの種類。チョコ味がものすごい濃厚で美味しかったです。正直№1ではないのですが、ここは店が広くトイレも自由に使用できます。ぜひスッキリしてからジェラートを頂きましょう。

Sant’ Eustachio Il Caffè(世界一のコーヒー)

世界一と言われるコーヒー屋は世界にいくつあるのでしょうか。しかし、ここは噂に劣らない実力派です。現地ガイドさんも、ここはエスプレッソ、カプチーノに関しては間違いなくローマで№1と教えてくれました。ローマで一番混んでいますが、10分ほどで順番が来るほど回転率がいいのでぜひ訪れてください。

涙がでるほどの美味さ

Sant’ Eustachio Il Caffè公式

ナヴォーナ広場

ナヴォーナ広場は古代ローマ帝国時代の競技場です。当時の楕円形のトラックの形がそのまま残っており、約3万人を収容する観客席があったと言われています。

みどころは3つの噴水に飾られた彫刻。特に真ん中の「4大河の噴水」は必見です!

ナイル川(アフリカ)、ガンジス川(アジア)、ドナウ川(ヨーロッパ)、ラプラタ川(南アメリカ)を人と動物の彫刻で体現しています。

見る角度によって全然違います
天使と悪魔

2009年に公開されたトムハンクス主演の話題作です。秘密結社イルミナティを追うミステリーサスペンスなのですが、ローマを舞台としているため当ブログで紹介しているナヴォーナ広場やサンタンジェロ城を含め様々な観光場所がでてきます。行く前に必ずみてください!

サンタンジェロ城

ここの一番の見どころは城ではなく、サンタンジェロ橋の天使です。サンタンジェロ城は「聖天使城」と呼ばれている通り、橋の両サイドに10体の天使像がズラッと並んでいます。この景色こそ、ローマの休日、天使と悪魔でも非常に印象深く残る景色です。必ず天使の表情をチェックしてください。ほほえましい表情は慈悲深さにあふれています。

正直言いますと、サンタンジェロ城の内部はあまりオススメしません。もちろん、装飾された部屋、テラスからみるサン・ピエトロ寺院、屋根上のミカエル像は美しくみえますが、特別感もないので、おそらく記憶に残りにくいと思います。歴史好きの方のみ訪れるようにしましょう。14€で入場できます。

サンタンジェロ橋

この橋に置かれた10体の天使像は、教皇クレメンス9世の旧友、ベルニーニに製作を頼んだものです。「とげの花冠を持つ天使」と「カルティーリョを持つ天使」の2体がベルニーニの作で、残りは弟子が製作したものです。

ベルニーニの2体の彫刻は、あまりの完成度に法王が感動し、サンタンドレア・デッレ・フラッテ教会(スペイン広場とトレヴィの泉の中間あたり)に移しました。そのため橋にあるのはレプリカになります。

※買う人はいないと思いますが、この橋では偽ブランド品を大量に路上販売しています。空港で偽物とバレると全て没収されるため、気を付けてください。

とげの花冠を持つ天使
カルティーリョを持つ天使

スペイン広場~ローマ最古のカフェはここにあり~

スペイン広場といえば映画ローマの休日。オードリーヘップバーンの真似をしてアイスクリームを食べようにも、現在では禁止になっています。元々はスペイン大使があったことからこの広場に名前が付けられたそうです。周囲にはグッチ本店を始めとしたブランドショップが並んでいるため買い物があればここで済ませてしまいましょう。

カフェ・グレコ(ローマ最古のカフェ)

このカフェは特別美味いわけではありません。ローマでは最古、イタリアでは2番目に古く(一番古いのはヴェネチアのフローレンス)、なんとゲーテやダンテ、アンデルセン、ワーグナーなど芸術家たちが集まって議論をする場に使われていました。歴史を感じながら飲めば、きっと脳内で至高の味に変換されます。

カフェ・グレコ公式

ポポロ広場

スペイン広場からポポロ広場までの道は様々なショップや教会が並び、さらに大道芸もやっているので比較的飽きずに歩けます。

ポポロ広場は元々処刑場として使われていましたが、現在はライブなどが定期的に開かれる賑わった平場となっています。ここの広場を象徴するように中心にオベリスクが立っていますが、これはエジプトを支配した際に持ち運ばれた内の最初の一本です。

オベリスク

【帰り】地下鉄Aでローマ駅へ

ポポロ広場を真っすぐ突き抜けるように歩けばFlaminio駅が見えてきます。目印は赤色の「M」の看板です。Flaminio駅はラインAしか通っていないため、逆方向に乗らない限り無事Termini駅に到着できます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回紹介したルートで観光すれば間違いなく大満足の一日になると思います。あえて「真実の口」などの有名スポットも、私の観点から今回は外しました。他にもたくさんイタリアを紹介していきますので、ぜひご覧になってください。

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